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【初心者必見】春のロードバイクに最適な服装と装備について丁寧に解説

【初心者必見】春のロードバイクに最適な服装と装備について丁寧に解説

執筆者: 樫部結香

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読む時間 0 min

はじめまして、ロードバイク用サングラスのオンラインストアを運営しているかっしーと申します。


徐々に暖かくなり、春らしい日が増えてきましたね。


冬の間はライドを控えていた方も、外に出かける機会が増えてきたのではないでしょうか?


春は寒さに耐えながらライドをすることがないので、心からロードバイクを楽しめる素敵な季節ですね!

でも、暖かくなってきたかと思ったら急に寒くなってしまう日もあり、ウェアでの温度調整の重要性を痛感する日々です。


ロードバイクを始めたばかりの方は、アクセサリーなど最低限揃えなければならない物が多い中で


それぞれの季節に合ったウェアを揃える必要があります。


  • そもそもどんな服を着て乗ったらいいのか分からない
  • 何に気を付けてウェアを選べばいいのか分からない
  • 全部にお金はかけられないからコスパを考えて揃えたい


など様々なお悩みがあるのではないかと思います!


この記事では、春(11~20度の気温を想定)の装備を揃えるために押さえるべきポイントから


初心者の方が陥りやすい間違いなど


「私がロードバイクを始めたときに知りたかった」


情報を振り返りながらまとめています。


この記事を参考にしていただいて、冬も快適・安全にライドを楽しんでいただけると嬉しいです。

執筆者:かっしー

ロードバイク歴6年目の32歳女性。

現在Mt.富士ヒルクライムに向けてパワートレーニング中。

ウェアやサングラスが好きすぎて、理想を追求すべくロードバイク用サングラスブランド「being」を設立。

福岡県を中心に、徐々に活動範囲が広がっているという噂。

beingのストアはこちら

この記事で分かること


【春でも快適に走るための3つのポイントが分かる】

 春の装備を買う際に気を付けたいポイント3点を解説しています。


【初心者が陥りやすい注意点が分かる】

 自分がロードバイクを始めたての頃にしてしまった失敗談を共有しています。


【春のライドで必要な装備が分かる】

具体的に、どのような装備が必要か、画像付きで解説しています。


【限られた予算で春の装備を揃える方法が分かる】

 お金をかけるべきポイント、節約できるポイントについて解説しています。


それでは早速見ていきましょう!

春に快適に走るための3つのポイントとは?

春のライドはこれから説明する3つのポイントを意識して備えればOKです!

【ポイント1】温度調節が可能なウェアを選ぶ

春は暖かい季節とは言え、この季節のライドは


  • 朝方は冷える
  • 日によっては気温が低い日がある
  • 立ち止まると急に寒くなる
  • ダウンヒルがめちゃくちゃ寒い


という特徴があります。

自転車を漕いで体温が上がった時は軽装で過ごしつつ、


休憩中やダウンヒル時に寒い思いをしなくて済むように、


その時の状態に合わせて柔軟に対応できる服装をチョイスするのがベストです。


具体的には、厚手のジャージを1枚だけ着るのではなく、


薄手のジャージにジレを合わせたり、


背中のポケットに収まるコンパクトなジャケットを携帯するのがオススメです。

【ポイント2】汗冷え対策をすること

【ポイント1】では「厚手のジャージ1枚はオススメしない」と書きました。


実は、厚着をしすぎると「汗冷え」に繋ってしまうため、汗をかいた後のことまで考えて服を選ぶ必要があります。


この汗冷え、侮ることなかれ。


暖かい気候の中で汗をしっかりかいた後に休憩で一旦足を止めると…

すんごく寒いんです!!!

この汗冷えとは、動いて汗をかいたあとに肌の水分が蒸発する際に体温が奪われる現象のことを言います。


汗(水分)は空気の約25倍の熱伝導率を持っており、肌やウェアに残った汗を放置してしまうと急速に身体が冷えていきます。


私が初心者の頃はこの汗冷えに悩まされ、ネットでいろいろなグッズを探し歩いたものです。

そのため、汗をかいた時にジャージが汗でぐっしょり濡れてしまうような厚手のジャージは選ばずに


簡単に脱ぎ着できて体温調整がしやすい服装を選ぶ必要があるのです。

【ポイント3】ダウンヒル対策をすること

春にヒルクライムをすると確実に汗をかきますが、


いざ下山しようとすると、下りの寒さに驚いてしまいます。


山の気温は想像以上に低いうえに、ダウンヒルは体幹にモロに冷たい風を受けてしまうため、


ヒルクライムでかいた汗が一気に冷やされます。


またダウンヒルは足を止めている時間が長いので、身体を温める術もなく、寒さに耐えるしかない時間が長くなってしまいます。


「ちょっとくらい大丈夫。」


と侮ることなかれ。


寒さに凍えながらダウンヒルの時間を耐えるのは修行以外の何ものでもありません(笑)


ジャケット/ジレを持っていれば耐える必要がなかったはずの寒さに耐えるのは


精神的にダメージが大きいですので、必ず寒さ対策をしてから山に向かいましょう。

初心者が陥りやすい注意点とは?

ロードバイクの経験がまだ短い人は、


ライドの内容や目的地・気候に合わせて服装を選ぶ必要があるところを、


出発地点の気候に合わせたウェアを選びがちです。

私は初心者の時にウェア選びを失敗してしまい、


  • 暑さに耐えながら走ったり
  • 寒さに凍えながら走ったり

という経験をたくさんしてきました。


その経験を活かして、ウェア選びの際に失敗しやすいポイントをまとめてみました。

ひとつ目は、「まだまだ寒いし厚着していこう!」ということ


前述した通り、できるだけ厚着をして、ポカポカの状態で走り出すと、すぐに汗をかいてしまいます。


この汗が「汗冷え」を招いてしまい、結果的に「極寒の修行ライド」を経験することになってしまうのです。

ふたつ目は、「寒さ対策をまったくしないこと」です。


前述した通り、暖かい春でもダウンヒルや休憩中は寒さを感じることがありますので、


体温を逃がさないようにするためにジャケットやジレを携帯するのが良いです。

春のライドで必要な装備が分かる

さて、ここまでは春のライドに必要な、基本的な情報をお伝えしました。


気を付けることは分かったけど具体的に何が必要なんだ?


という疑問にお答えすべく、ここからは具体的なウェアの種類を挙げていきたいと思います。

文章で説明するよりも画像の方が分かりやすいと思って、


私が普段来ている冬用のウェアを用意してみました。


「春のウェア」とまとめていますが、わたしは春専用ウェアを買い揃える必要はないと考えています。


イメージ的には春と秋の服装は似ているので、それぞれの季節のウェアを組み合わせて着るのがコスパが良くなると思います!


わたしのオススメコーディネートは


  1. ジレを着る
  2. ウィンドブレーカーを携帯して必要な時に着る

という2つのパターンです。


まずはパターン1とパターン2共通の服装を紹介したうえで、順番に画像付きで解説していきます。

パターン1と2共通の服装

まず、春のライドを快適に過ごすための基本装備について説明していきます。


着るものは、

  • ベースレイヤー
  • ビブショーツ
  • 薄手の長袖ジャージ
  • グローブ(夏用でOK)
  • ソックス(冬用でも夏用でも可)

となっています。

ベースレイヤーはノースリーブのものが動きやすくて快適だと思いますが、


  • いつもより気温が低い日
  • 登りメインで長いダウンヒルが想定される日
  • 途中で立ち止まって長時間休憩する日


などは寒い思いをしなくていいように、長袖のベースレイヤーをチョイスすることもあります。


ここで1点、ベースレイヤーとして選んではいけないものとして、UNIQLOのヒートテックが挙げられます。


ヒートテックは日常生活で体温を保つためには最適なインナーなのですが、


大量にかいた汗を乾かす機能は備わっていません。


そのため、ヒートテックを着てしまうと汗を吸った繊維が急速に身体を冷やしてしまいますのでなるべく避けましょう。


「保温」よりも「速乾性」を重視したベースれーやーの選び方をオススメします!

ビブショーツは一般的な夏用のショート丈のものでOKです。


寒さが不安だったり、関節を冷やしたくない方は、脱ぎ着で温度調節が可能なレッグウォーマーもオススメです。


(ただし、筆者は締め付け感が苦手なのでレッグウォーマーは使っていません…)

(長袖ジャージについては後ほど解説していますので、ここでは割愛しています。)


グローブも夏用のものでOKです。


やはり夏用グローブの方がブラケットが握りやすいので、私は指切りグローブが好きです。


早朝スタートのライドや長いダウンヒルがあるライドの場合は薄手の秋用グローブを携帯しても良いかもしれません。


また、春からはシューズカバーは必要ありません!

ここから先は、


  • 【パターン1】ジレを着る
  • 【パターン2】ウィンドブレーカーを携帯して必要な時に着る


という2つのパターンをご紹介します。


私はジレを着るパターンが多いのですが、どちらも春のライドを快適に過ごすことができますので、ライドの内容や気候・スタート時間に応じて使い分けてみてください。

【パターン1】ジレを着る

ジレを着る場合は、薄手のジャージの上にジレ(ベスト)を重ね着します。

私が初心者の頃は


「ジレなんて面積の小さいウェアで何が変わるの?」と思っていました(笑)


でも、ジレは


  • 袖の部分がないため動きやすい
  • 冷えから守りたい体幹部分だけしっかり保温できる


という理由で、これ1枚羽織るだけで寒さ対策はしっかりできて、体に風が当たっても寒く感じることがないためオススメです。


ちなみに中に着ている長袖ジャージは春秋用の薄手のものがいいです。


冬用の裏起毛のジャージでもいいのですが、私の経験上、厚手のジャージにジレを合わせると汗をかきすぎて、


結果的に汗冷えに繋がった経験が多いです。

【パターン2】ウィンドブレーカーを携帯する

2つ目のオススメコーディネートは、「薄手の長袖ジャージを着つつ、寒いと思ったらウィンドブレーカーをサッと羽織る」というパターンです。


  • 暑がりの方
  • 山メインで長いダウンヒルがある時


などにオススメです。

ロードバイク用のジャージは背中にポケットがついているものがほとんどですので、


身体が温まっていてジャケットを着る必要がない時は背中のポケットに収まる薄手のものがいいと思います。

ここで厚手のジャケットを用意してしまうと携帯に困ってしまう上に、


暑すぎて体温調節が難しくなりますので、


ペラペラのウィンドブレーカーで十分です。


身体にダイレクトに風が当たらなくなるだけで体感温度がグッと変わってきます!

こうやってまとめてみると、冬から春に季節が変わっただけで大きくコーディネートの内容が変わったことが分かります!


冬のライドはとにかく装備が多く、準備に時間がかかるうえに出費がかさみます…


(でも、そんな冬でも乗っちゃうんですが笑)


冬用の服装について解説した記事もありますので、次の冬が来る前に一度ご覧いただけると嬉しいです。

限られた予算で効率よくウェアを揃えるには?

ロードバイク用のウェアは高価なものが多いため、優先度が高いものから順番に揃えていって、


優先度が低いものは後回しにするというのが現実的かもしれません。

冬と違って春は暖かい季節ですので、


ウェア1点1点の性能がライドの快適性やパフォーマンスに与える影響は小さいと思っています。


そのため、ビブショーツだけは良いものを買っておいて、


ジャージやグローブなどはプチプラのものを選んで全体の費用を抑えるという方法がオススメです。


私が初心者の頃は、ビブショーツは高級ブランドのものを中古で買ったり、個人輸入して安く手に入れたりして工夫していました。

個人輸入をしたことがない方のために、


サイクルウェアを個人輸入するメリットや具体的な手順・注意点などをまとめた記事もありますのでお時間があればご覧になってみてください。

まとめ

今回は気温11度~20度の春を対象に、ロードバイクに乗る時の服装についてまとめました。

春のライドでは、


  1. 体温調節が可能な服装を心がける
  2. 汗冷え対策をする
  3. ダウンヒル対策をする


ということが重要になります。


具体的には、


  • ジレを着て体幹を保温する
  • ウィンドブレーカーを携帯して必要な時に羽織る


という服装がおすすめです。


全てのウェアを高級な高機能ウェアで統一するのは最初のうちは難しいと思いますので、


  • 長時間快適に乗りたいからビブショーツにお金をかける
  • 汗冷えに悩まされたくないからベースレイヤーにお金をかける


など、自分が一番重要するものから順番に揃えていって、残りのウェアはプチプラのもので揃えていくのがオススメです!

年々過ごしやすい春と秋の期間が短くなっていますが、


夏の猛暑が来る前に、少しでも春のおだやかな気候の中でロードバイクを楽しめるといいですね!

執筆者:かっしー

ロードバイク歴6年目の31歳女性。

ヒルクライムやロングライドで身体を追い込みがち。

ウェアやサングラスが好きすぎて、理想を追求すべくロードバイク用サングラスブランド「being」を設立。

福岡県を中心に、徐々に活動範囲が広がっているという噂。

beingのストアはこちら

私が運営しているサングラスブランド「being」では現在、


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