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【2025富士ヒル直前】ロードバイク軽量化計画で一体どれくらい軽くなるのか?

【2025富士ヒル直前】ロードバイク軽量化計画で一体どれくらい軽くなるのか?

執筆者: 樫部結香

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読む時間 2 min

こんにちは、ロードバイク用サングラスのオンラインストアを運営しているかっしーと申します。


初参加となる第21回Mt.富士ヒルクライム(2025年6月1日開催)への参加が決まり、


毎日トレーニングに明け暮れています。


これまでレースや大会の経験がほとんどない32歳の私ですが、ブロンズを目指す中で


トレーニング以外で富士ヒルに有利になることがなにかできないか?


と考え、お世話になっているTREK福岡天神店のスタッフの皆様に相談してバイクの軽量化計画をスタートしました。

執筆者:かっしー

ロードバイク歴6年目の32歳女性。

ヒルクライムやロングライドで身体を追い込みがち。

ウェアやサングラスが好きすぎて、理想を追求すべくロードバイク用サングラスブランド「being」を設立。

福岡県を中心に、徐々に活動範囲が広がっているという噂。

beingのストアはこちら

軽量化前のバイクの状態は?

まず、改良前のバイクの状態を記しておきたいと思います。

私が現在乗っているロードバイクは

「TREK Madone SLR Gen8」のMサイズで、スペックは下記の通りとなっています。


パーツ 使用しているパーツ 重量
コンポーネント Shimano Ultegra Di2 8170 約2,716g
ホイール(フロント) Bontrager Aeolus RSL 51 TLR Disk
645g
ホイール(リア)
Bontrager Aeolus RSL 51 TLR Disk
765g
ハンドル/ステム
Trek Aero RSL Integrated Handlebar/Stem

300g
サドル
Bontrage Verse Short Pro 145mm
180g
タイヤ Bontrager Aeolus RSL TLR 700C x 28mm
285g/本
ペダル(パワーメーター)
Favero Assioma DUO
303g(ペア)

バイク自体の重量はというと…

納車してから一度も重量を測ったことがなかったのでドキドキです…!


(測定場所はTREKの店舗ですが、測定器は私の私物を持ち込んでいます。店舗に行っても重量の測定はしてませんのでお気を付けください!)

7.98kgでした!


正直7.50kgぐらいだと嬉しかったんですが(笑)


TREKの公式サイトを見ると、MサイズのMadone SLR Gen8のDura Ace組み、サドルは最上位グレードのRSLサドルで重量7.05kgのようです。


(ペダルなし、ボトルケージなし、各種マウントなしの状態)


ただし、チェーンリングやハンドル幅、ステム長が違ったり、コンポが違ったり、ペダルがついていなかったりという状態なので、単純に比較するのは難しい気がします。

まずパーツ交換の前提条件を決めてみた

プロジェクトワン(Project One)で組んだバイクなので、パーツのほとんどがTREK/Bontrage製となっていて、正直非の打ち所がない構成となっています。


サドルはRSLではなくProグレードですが、ホイールは最も高いグレードのRSLホイールで、高速巡行で抜群の性能を発揮しつつも、登りで重さが気にならない高性能モデルです。


リムハイト51mmなのでヒルクライム特化ホイールではないのですが、平坦を高速で走れるのに登りではまったく重量が気になりません。


ここから何をどう変えていくか…


当然予算も限られているので、思いつく限りのパーツ全てを交換するわけにはいきません。


そこで、現在の状況を踏まえた前提条件をまず検討しました。

【今回のパーツ交換についての前提条件】


  1. 当然リムブレーキ化は選択になし
    私が乗っているMadoneはディスクブレーキ専用なので、わざわざバイクを買い替えてまで軽量化することは考えていません。
  2. ホイールは交換しない
    RSLホイールは前後で369,800円します(笑)
    私はこのホイールがとても気に入っているので、積極的に変えたいと思っていないこと、今のリムハイト51mmのホイールでも1,410gと重くはないこと、そして、ホイールの交換は数十万円の予算が必要ということから、今回は交換の対象から外しました。
  3. ヒルクライムに全振りした構成にしない
    富士ヒルは平均勾配5.2%と比較的斜度が緩やかで平坦区間もあるため、高速巡行が必要な場面もあります。
    そのため、2~3%の斜度のより緩やかな斜面や平坦区間でMadoneのエアロ性能を活かせるような構成にしたいと思いました。
  4. 富士ヒルの一週間後のロードレースでも使えるバイクにしたい
    実は富士ヒルの7日後にはツール・ド壱岐島に出場します(笑)
    シングルギア化したり、リムハイトを下げたりすると50kmのロードレースでは平坦で千切られるだろうということで、ロードレースでも戦えるバイクを保ちたいという思いがありました。

前提条件を決めたら交換できるパーツが自然と限られてきました。


福岡天神店と北九州店のストアマネージャーのお二人とお話しできる機会があったので相談してみたところ、


クランクやサドルは変えられると思う。あと、単純な重量ではなく性能アップという意味ではチェーン交換もアリかも。


ということでした。


具体的にどのパーツを何に変えるか?

パーツ交換は20万円以内に抑えたいと考えていたので、


今回は

  • クランク
  • サドル
  • チェーン
  • タイヤ

の交換を検討して、予算的に可能な範囲での交換にしようと思いました。

一番悩んだのはクランク

パーツの検討において一番苦労したのが「クランクを何にするか」でした。


私がまず思い浮かんだのは下記のパターンです。

  1. Dura Aceに交換
  2. Sram Redに交換
  3. 上記とは別のカーボンクランクに交換


しかし、Dura Aceに変えても15gしか軽くならないということが発覚!


そして私はDura Aceに対する憧れがあまりなかったので、どうせ変えるなら「Sramのクランクの方が見た目がカッコいいしカーボン!」ということで(笑)


※完全な個人的主観です


SramのクランクにできないかTREKのスタッフさんに相談してみたのですが、BBの太さが変わったり、Shimanoのチェーンリングに取り付けるのが難しかったりで(できなくはないけどパワメがAssiomaである限り無理そうだった)断念することにしました。


続いてサードパーティー製のクランクとして候補に挙がったのが「Elilee(エライリー)のX310」というカーボンクランクでした。


これならBBを交換しなくていいし、Shimanoのチェーンリングにもつけられる!ということで最も現実的な選択肢でした。


軽量化できる重量としてはおおよそ100g程度の計算。


うーん、もうちょっと軽くできないかな?


と他のメーカーのカーボンクランクを比較しているうちにあるものを見つけました…。


Rotor(ローター)のAldhu(アルデュ)というカーボンクランクです。


Rotorにすれば

  • クランクセット全体の軽量化を図ることができる
  • のちのちQリングにすることもできる
  • メーカーとしての信頼性がある


ということで、決定まで悩みに悩みましたが、最終的にRotorのクランクセットを購入することにしました。


Rotor Aldhu Carbon Crankset 2×12S Shimanoは549gだったので、150g程度の軽量化ができそうな感じでした。


ちなみにBBが30mmアクスルだったので、同時にBBの交換も必要な点と、クランクセット全体を購入すると高価な点がデメリットでした。


しかし、たまたまこの時Rotorがセールを行っていたので29%引きだったのと、初回購入割引でそこから更に10%引きになったのが決め手でした!


これにより、

定価:118,425円

29%引き:84,082円

更に10%引き:75,673円


でクランクセット全体を購入することができました。


正確には輸入に際して関税0円と輸入消費税が4,572円がかかったので、トータルでは80,245円での購入でした!

次にサドルを検討

サドルについてはカーボン一枚でできたようなうす~いサドルにすることも考えましたが、


座り心地が悪くてレースに集中できなかったら嫌だな…


ということで、


座り心地も重視しつつ、それなりに軽量化できるものを探しました。


現在のサドルは180gですがどこまで軽くできるか…?


ここで候補に挙がってきたのが

  • Trek Aeolus RSLSaddle 142g 55,900円
  • Cadex AMP 129g 44,000円


でした。


ここはコスパが良くてより軽量化に優れたCadex AMPにすることにしました。


タイヤはどうする?

タイヤについてはチューブを入れてクリンチャー化する方法と今の仕様から変えずにチューブレスレディのタイヤを使う方法がありました。


Madoneを買う前に乗っていたEmondaはクリンチャーだったのですが、


チューブレスに変わってからは

  • 優れた振動吸収性と快適性
  • パンクしてもシーラントが穴を塞いでくれる


というメリットを無視できなかったため、チューブレスレディのタイヤを探すことにしました。


一本あたり200gを切る軽量タイヤもありましたが、

  • ホイールとの互換性
  • スキンサイドタイヤがいい!(見た目の問題)


という理由で、今回はPanaracerのAGILEST(アジリスト) TLRにしました。


重量は一本あたり250gです。


交換前に使っていたBontragerのRSLタイヤは285g/本だったので、2本合わせて70gの軽量化ができる計算です!


前後合わせて2本購入しても12,000円程度でコスパが良く、交換後「なんか違う」と思ったとしても後戻りができるだろうということからこちらのタイヤにしました。


AGILESTは賛否あるようですが、交換後500km程度乗りましたがなんの不満もありません。


ライダーの重量に乗り心地や耐パンク性能は左右されるようです。

チェーンも変えちゃおう!

さてさて、ここまでクランクセット、サドル、タイヤ選びについて説明してきましたが、


今回の軽量化にあたりチェーンも交換するつもりでいました。


Ultegraの12速チェーンからDura Aceの12速チェーンに交換すると、重量が約10g軽くなります。


チェーンの交換は単純な軽量化だけが目的でなく、

  • より摩擦を少なく
  • より寿命を長く


という目的も含まれています。


それに今回クランクセットを交換する際にチェーンリングも交換することになるので、摩耗したチェーンリングから新品のチェーンリングへの交換に合わせて、チェーンも新調する必要がありました。


(チェーンリングとチェーンのかみ合わせの問題)

ボトルとボトルケージについて

TREK でMadone SLRモデルを購入したら、最初からエアロボトルとカーボン製のエアロボトルケージがついてきます。

このエアロボトルを2本取り付けることによって、


時速35km/hで走るMadone Gen 8で、標準的な丸型ボトルと比較して1.8ワット分高速に


なるそうです。(TREK公表値)


エアロ効果があるのはとても魅力的なのですが、富士ヒルは平坦区間以外を時速35kmで走ることは考えにくいので、


富士ヒルが終わるまではボトルケージとボトルを交換することにしました。


ボトルケージは昔使っていたSPACAZのカーボンボトルケージに、


ボトルは軽量性と飲みやすさからELITEの550mlボトルにしようと思います。


エアロボトルは

パーツ交換の結果、軽くなった重量は?

今回のパーツ交換は普段からお世話になっているTREK福岡天神店にお願いしました。


パーツ交換くらい自分でできなきゃ!という気持ちはあるものの、


バイクは自分の命を預ける乗り物だと思っているので、(それを言い訳にw)


パーツをいじる時やメンテナンスの時は必ずプロのメカニックにお任せしています。

私が運営するサングラスブランド「being」を設立する前からお世話になっており、


とても信頼できるショップさんです。


月1回のペースで「公式ライドイベント」も開催されており、TREK仲間とのご縁が広がったのは間違いなく福岡天神店さんのおかげです!

さて、早速ですが、パーツ交換前後の車体の外観を比較してみましょう。


まずは交換前の車体をご覧ください。

次は、パーツ交換後の車体です!


かなり見た目が変わりました。

おいおい!ホイールにデカール貼っとるやないかい!


とツッコミたくなったそこのあなた(笑)


私もこれが他人ならツッコミたくなります(笑)


次は、パーツ交換前と後の重量を比較してみましょう。


【パーツ交換前の重量】

【パーツ交換後の重量】

ということで、310gの軽量化に成功!しました。

交換したパーツを見ていきましょう。


メーカー公表値ではなく、実測値ベースで比較していきます。(取り外し後のパーツは多少の汚れが付着いていますがあしからず…)


クランクセットについては分解して、なるべく同じ条件で比較しています。


パーツ 交換前 重量 交換後 重量 重量差
クランク(左) Ultegra R8100(170mm) 200g Rotor Aldhu Carbon 127g -73g
クランク(右) Ultegra R8100(170mm)
スパイダーアームとスピンドル含む
364g Rotor Aldhu Carbon
スパイダーアームとスピンドル含む
287g -77g
アウターチェーンリング Ultegra R8100(50-34) 116g Rotor(50-34) 108g -8g
インナーチェーンリング
Ultegra R8100(34T50)
33g Rotor(34T50) 30g -3g
BB Praxis Shimano T47
98g Rotor T4730 INTERNAL BB 79g -19g
サドル Bontrage Verse Short Pro 145mm
184g Cadex AMP 132g -52g
タイヤ(前)
Bontrager Aeolus RSL TLR 700C x 28mm

285g
Panaracer AGILEST TLR 253g -75g
タイヤ(後)

Bontrager Aeolus RSL TLR 700C x 28mm
285g Panaracer AGILEST TLR 256g -62g
チェーン Shimano CN-M8100
244g Shimano CN-M9100 234g -10g
ボトルケージ Trek RSL エアロボトルケージ(2つ) 81g SPACAZ FLY CAGE CARBON(1つ) 13g -68g
ボトル TREK RSL エアロウォーターボトル(2本) 194g ELITE
FLY TEX ボトル 550ml(1本)
52g -142g
リアライトマウント Bontrager Blendrライトマウント 10g なし 0g -10g
デカール なし 0g 中華製デカール 1g +1g
合計重量
2,094g
1,572g -522g

※使用後のタイヤにはシーラントやゴミが付着していて重量がかなり重くなっていたのでメーカー公表値を記載しています。


バイクの重量を測ったときはボトルのことを加味していなかったのですが、


ボトルとボトルケージを交換し、更に2本から1本に減らすことで、大幅な重量減を達成することができました!


今回は軽量化がテーマにも関わらず見た目に凝ってしまう私はホイールにデカールを貼ってしまったのですが…


このデカールは重さがたったの1gだったので、


1gの重量増加によってテンションが爆上がりしたので実質200gくらいにマイナスになりました(笑)




このあとはパーツごとの写真を載せていますが、パーツ交換後の乗り心地について知りたい方は飛ばしてください。

【クランク(左):交換前】

【クランク(左):交換後】

【クランク(右):交換前】

【クランク(右):交換後】

【アウターチェーンリング:交換前】

【アウターチェーンリング:交換後】

【インナーチェーンリング:交換前】

【インナーチェーンリング:交換後】

【BB(ボトムブラケット):交換前】

【BB(ボトムブラケット):交換後】

【サドル:交換前】

【サドル:交換後】

【チェーン:交換前】

【チェーン:交換後】

【ボトルケージ:交換前】

【ボトルケージ:交換後】

【ボトル:交換前】

【ボトル:交換後】

ひとつひとつ重量を比較していくと面白いですね。


今回軽量化にチャレンジしてみて感じたことなのですが、


ネットで見る「メーカー公表値の重量」はあくまで公表値であって、


自分の手元に届くものは一個体として誤差があります。


そのため、実際に届いてみたら


「え?誤差が数グラム以上あるんだけど…」


ということもありました。


数グラム単位の軽量化をしようとする場合はなるべく実店舗でパーツ重量を測ってから実行した方がいいかもしれません。

522g軽くするのにかかった金額は?

今回522gバイクを軽くするためにかかった費用は…


178,556円でした。(TREKの工賃や輸入消費税含む)


ホイールを交換すれば200g程度一気に軽くすることはできるのですが、


ひとつひとつのパーツを見直すことで、20万円以内で500g以上軽くすることができました。


特に、ボトルやタイヤの交換はそれほど費用もかからないし自分でサクッとできる軽量化だと思いますので、


予算を抑えつつバイクを軽くしたい方はボトルやタイヤから交換してみるのがいいかもしれません。


ちなみに私のバイクは

  • ホイール
  • ディスクローター
  • コンポーネント
  • バーテープ


など、軽量化できる余地がまだまだあります。


ゆくゆくはコンポの載せ替えやホイールの交換もしてみたいですね。

パーツ交換後の車体の乗り心地は?

パーツ交換をしてみてから初めてバイクに跨った感想は…


軽い!めちゃくちゃ軽い!


でした。


ありきたりな感想かもしれないですが、漕ぎ出しが特に軽く感じました。


この驚きは人生で初めてホイールを交換した時の感想を上回る印象で驚きを隠せず…!


自宅に到着してバイクを抱えた時も

「ん?これ本当に自分のバイクだっけ」と

今さっきまで乗っていたバイクをまじまじと見てしまうほどでした(笑)


クランクがアルミからカーボンに変わったことで剛性がどう変化したか、正直はっきりと感じることはできませんでした。


しかし、感覚的には

Shimanoのクランクはグイグイ

Rotorのクランクはスイスイ


という感じです(分かりづらいw)



パーツ交換によるデメリットはあったのか

パーツ交換によるデメリットはあったのか…


正直デメリットはあった」と思います。


そのデメリットとは


  1. ギアが足りなくなった
  2. 前とペダリングの感覚が変わった
  3. ちょうどいいギアが無い!


というものです。


まず、一つ目のデメリットですが、これはペダリングが軽くなったからこそ起こる問題だと思います。


登りや平坦を走っている時は気にならないんですが、


  • 強い追い風の平坦
  • 下り坂


を走っている時はアウターのギアが足りなくなって「まだ踏めるのにギアが…!」という状態になってしまいます。


ですが、これは普段ゆるポタをする時は全く気にならない問題なので、今後レースにどんどん出ていくならチェーンリングの交換をした方がいいかもな。と思っています。

2つ目のデメリットですが、これはパーツ交換時に懸念していたことです。


正直デメリットとして挙げるかどうか悩んだのですが、


慣れ親しんだ感覚と違う、新たな漕ぎ心地に慣れる必要があるというのは人によっては馴染めないんじゃないかな…と感じました。


先ほど書いたように、

Shimanoのクランクはグイグイ

Rotorのクランクはスイスイ

という感じがするので、


ShimanoのUltegraは高トルクでガンガン踏めて、


RotorのAldhu Carbonは軽快さと軽量さが心地よく高ケイデンスの走りに向いていると言えるのかもしれません。

最後に3つ目のデメリットです。


新しいクランクセットにしてから

  • 150kmのロングライド
  • 実走でのFTPテスト
  • SSTトレーニング


など、様々な乗り方を試してみた結果なのですが、


「自分に合ったちょうどよい重さのギアがない」


と感じています。


私はケイデンス85くらいが一番心地よく回せる感じがしているのですが、


  • ちょっとギアが軽いから一段重くしたら、重くなりすぎてケイデンス80を切る
  • ちょっとギアが重いから一段軽くしたら、軽くなりすぎてケイデンスが90を超える


のような場面がよくあります。


私のとってちょうどいいギアはその中間なんだよ!


と言いたくなってしまうのですが、これは仕方のないことだと思います(笑)


これも今後チェーンリングを交換することになったら改善するかもしれないことですが、必ず改善するわけでもないというところが難しいですね。


この「ちょうどいいギアがない問題」をデメリットとして挙げましたが、


クランクセットを交換してペダリングが軽くなったことで、今までと同じギアを選択しても軽く感じるのでもう一段重くするという場面が増えました。


それだけペダリングが軽くなったということは、同じ力で漕いでも今までより重いギアで踏めるということになるので、


クランクセット交換によって速くなっていることを祈っています(笑)


できれば違うギア、同じワット数で漕いだらUltegraとAldhuどちらが速いのか?


という検証をしてみたいですが、どうすれば同じ条件で測定できるのか、どうすれば正しく計測できるのか全く分からないので実現することは無さそうです(笑)

富士ヒルまであと5日!

富士ヒルが目前に迫った今、風邪を引いたり、集大成のFTPテストがひどい結果だったりと


ちょっと残念なことが重なっているのですが😂


これまで積み重ねてきた努力は裏切らないと信じたいですし、


何より自分が後悔しない走りがしたいと思っています。


バイクの軽量化を図るだけでなく、


同時に約5か月かけて減量にも取り組んできました。


この減量で体重を57.90kgから53.50kgに落として、トータル4.40kgの減量に成功しました。


富士ヒルは1kg軽くするごとに40秒~1分速くなる


と言われているので、


バイクの重量と自分の体重合わせて5kg軽くしたということは、


スタートを切る前にすでにゴールタイムを3分20秒~5分短縮している!


ということで、心理的なプラス要因となっています。


(1kgで本当に40秒~1分速くなる?という根拠については自己暗示をかけるために深堀りしないでおきます笑)



ちなみに現在の天気予報では、富士ヒル当日の天候は雨の予報です。


濡れた路面を走ることに対する不安もあるし、


  • 曇天による視界不良
  • レンズの内側が曇らないか
  • レンズの表面についた雨粒で集中力が削がれないか


心配です。


そのため、当日は良好な視界を保つために、


当店beingで取り扱っている調光サングラスのLibero(リベロ)の中でも調光前のレンズがクリアのタイプのものをチョイスして持っていこうと考えています。


そして、レンズの内側には曇り止めを、表面には撥水スプレーを塗布して、万全の装備で当日に臨みたいです!


Liberoのクリアレンズタイプ(クリアから黒に調光する)のラインナップは在庫限りの限定商品となっております。


下記に商品リンクがありますので、気になる方はご覧になってみてください😊

執筆者:かっしー

ロードバイク歴6年目の32歳女性。

ヒルクライムやロングライドで身体を追い込みがち。

ウェアやサングラスが好きすぎて、理想を追求すべくロードバイク用サングラスブランド「being」を設立。

福岡県を中心に、徐々に活動範囲が広がっているという噂。

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